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「あー、そういうことかー。」
ん?意外な反応だな。
てっきり やっと柚李もやる気になったかー♪
くらいの勢いで来ると思ったから多少のウザさは覚悟してたんだけどな。
「なんかすることでもあんのか??」
「いやーすることってワケでもないんだけどね、ちょっと野暮用というものが私にもあるときはあったりーなかったりー!!」
「まぁ要するにしないとダメなことがあるから教えることは無理ってことだろ??」
愛琉はウヌヌヌヌと聞こえてくるような顔つきをしている。
「まぁ実はそうなんだよねー・・・だから勉強教えることは出来ないんだー。柚李がやる気になっている所だったのに残念!!
いやまぁ別に用事あるならそれはそれで仕方ないからいいんだけどさ。
…しゃーない、軽く自分で勉強したところをもう一回目通しておくか。
「まぁ用事あるなら先にそっち済ましてこいよ。別に勉強した所の復習なんて一応一人でも出来るわけだし。てか早く行けば??休憩時間あんまないぞ。」
愛琉はハッ!と時間に気付いたようで慌てて教室を飛び出していった。
元気なやつだなぁ
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