怪しい影

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「あぁ、確かにそうだよね!!それじゃあテストの打ち上げとか一緒に行こうと思ったんだけど日を改めようか。」 えぇー、わざわざテストが終わったくらいでそこまでやるか。 「めんどいしいいよ。しなくて。」 「えぇーそんなこと言わないでー!!葉琉と未来先生も呼んであるよー!!」 「葉琉はわかるけど未来先生って忙しくね?仮にも担任してる先生だぞ。」 しかもテストが終わったら答え合わせとかそんなんとかで余計に仕事あるんじゃねぇの?? 知らんけど。 「んーでもオッケーもらったしそこはいいんじゃないの?暇ってことで♪」 「まぁ今日じゃなければしてもいいけど。」 「それじゃ決定!!当日になってやっぱ無理とか言わないでよ??」 「はいはい、そんじゃ帰るわ。」 「あーい、またねー♪」 ブンブンと大袈裟なまでに手を振る愛琉を後ろに俺は家に向かって足を進める。 あっ、そういえば愛琉に一つ聞きたいことあったの忘れた。 今度聞けばいいか。 てか俺どんだけ疑われてんだよ。 当日になってやっぱ無理とか言う訳...いや前までの俺だったら当日でも関係なしに無理っていってたかもな... てかむしろそんな打ち上げとかには絶対に縁のない人間だと思ってたし、そんなことには関わりたくないとさえおもっていたかも... はぁ... 疲れる人生になってきたな。 悪くないけど。
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