人生の始まり

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行き先まで決まっていたのか 正直な所あまり気は進まない。 そんな俺の様子を見て大矢は言った。 「いきなりで本当にごめん! けど私どうしてもなりたいんだ、柚李と友達に!」 正直おどろいた。 なんでそこまで俺と友達になりたいのか? はっきり言って分からなかった。 まぁでもお茶くらいしてもいいか。 「ま、まぁ分かったから一回落ち着いてくれよ」 「本当に?やったー!なら早速行こうよ、パフェがおいしいところがあるんだ!」 手を引っ張られ連れられていく俺。 周りの同学年から見たらスゲー異常な光景だろうな。 俺が人と話すことなんてまずないからな。 まぁ人見知りなだけで話せない訳じゃないんだけどね。
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