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愛琉が最初に見に来たところはまぁ女の子らしい服の所だった。
一つ手にとって自分に合わせている。
「ねぇー、柚李ーこれどうかな?ちゃんと似合ってるかな?」
いや、普通に似合ってるな。
愛琉が見せてきたのはピンク色のスカートで、少し幼い愛琉にはすごく合っていると思った。
「あぁ、似合ってると思うぞ。」
「本当に?ありがとう♪」
そう言って笑顔で愛琉は顔を近付けて来た。
いやってか近いな。
不意なことに少しドキッとした。
「いやーなんだか柚李に言われると本当に嬉しいなー♪」
「いや、なんで…てか愛琉はそういう系統の服が好きなんだ?」
「んー、というより今は暑いからズボンよりスースーしてるスカートの方が涼しいじゃん?普通にショーパンとかも履くよー!」
「ふーん。」
「ふーんて…興味ないなら聞かないでよ!もぉ…まぁいいや!次見に行こう!」
少しぷんぷんになりながら愛琉は歩いていった。
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