本当の始まり

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♪~♪♪♪~♪~♪ いつものように音楽を聴ききながら学校へ向かう。 てか未だにあの唄の名前すら分かんないや。 俺、結構音楽に関しては聴いてるんだけどな。 もちろん好きで。 なんせいつも独りだったから時間だけはたっぷりあったからな。 暇なときは結構聴いていたな。 学校の前に着くと今日も生徒会の皆様がみんなにあいさつしていた。 俺を睨むやつがいる。 はぁ…また藤林 雷菜【フジバヤシ ライナ】か… 前も睨んできたな…まぁ小学校から一緒ってだけで特に関わりはない。 けどあの事でやっぱ恨まれてんのかな… まぁ一応あいさつは交わして教室へ向かう。 向かっている時に未来先生にあったのであいさつをしたら話しかけられた。 「おぉー、柚李。お前最近なんかやけに楽しそうじゃね?なんか良いことでもあったの?」 ん?なにいってんだろこの人。 別になんもないんだけどな。 「いや、別になにもないですよ。いきなりどうかしたんですか?」 「いやまぁ、なんか最近お前を見ているとたまに表情が緩んでる時があるなと思って。もしかしていつかの女の子となんかあったのか?」 意外に勘が鋭いな。 確かに愛琉といる時間は悪くないけど、学校ではいつもの通りのつもりなんだけどな。 「まぁお前が楽しそうなら俺はそんでいいんだ。なんつーか、久しぶりに見たからよ!お前の楽しそうなら姿を!」 ちなみに未来先生には小学4年の頃から世話になってる。 簡単に言うと習い事をしてたとき、その先生が後々先生になった未来先生だった。ちなみに当時19歳で先生になったのは23歳で、高校に来て未来先生が居たときはびっくりした。 いつの間に先生になったんだよって。 まぁしゃべれる人がいて良かったとおもったけど。
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