君の唄

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その後すぐチャイムがなり、放課後になったので俺は呼ばれている職員室へと足を向けた。 はぁー…愛琉のせいでとんだ目にあってしまった。 なにが''頑張ってお説教受けておいでー♪''だよ。 あっ、愛琉は普通にクラスの女と仲が良いみたい。 周りからみたら愛琉は嫌なやつでも気にかけれる優しい人なんだって。 クラスのやつの話しが聞こえてきた。 まぁそんなこんなで職員室についたのでノックをして入る。 「おぉー柚李!こっちだこっち!」 そう言って手でこっちこっちをする未来先生のところに向かう。 そして確認のためまず先に1つ聞いておく。 「あの…一応聞きますけど分かってましたよね?毎年''仮病''で休んでる事くらい。」 この人くらい俺のことを見てる人なら分かっているはず。 「あぁ、分かってたよそれくらい。今回はあれだ!その事を利用して頼みたいことがあんだよ!」 悪そうな笑みを浮かべている。 すげー嫌な予感がするんですけど… 「正直なところ、あんまり聞きたくはないですね…」 「まぁそう言うなって!俺にも色々あんだから頼むよ。」 「はぁ…とりあえず言ってみてください。」 多分面倒な事なんだろうけどね。 仮病を黙認してくれた事に少なからず感謝しているので話しだけでも聞くことにした。
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