君の唄

6/16

15人が本棚に入れています
本棚に追加
/155ページ
すると未来先生は悪い笑みを浮かべて言った。 「俺、最初に言ったよな?お前が仮病で休んでた事を利用させてもらうって。これ、どーゆうことか分かるか?」 未来先生はニヤニヤしている。 ……もしかしてのもしかすると… 「なんか嫌な予感がするですけど気のせいですよね…?」 というより気のせいであってほしいっっ!!!! …が、そんな願いが通じる筈がなく― 「気のせいじゃないな、その嫌な予感の通り仮病の件をばらさせてもらう!」 だと思いました… てかそれはやばいな… 仮病は2回している、よって計40枚か。 普通に考えて死ぬな。 …………結局のところ俺に拒否権はないってことだな。残念なことに。 「それだけは勘弁してください…確実に死にます。…………まぁ俺は協力するしかないってことですね…」 「そゆこと。だから頼むな!」 まぁ…しょうがないか。 そう諦めたところで未来先生は続ける。 「ちなみに俺ら二人でもいいんだけどよ、やっぱ野郎だけでやるより女の子もいれようぜ!………お前の''お友達''の愛琉ちゃんとか!」 「なに言ってるんですか。愛琉は多分楽器とか弾けないと思いますよ?後、別にそんな関係ではないです。」 そう告げると呆れたように言われた。 「え?そうなの!友達だと思ってたぜ…てか普通に考えろよ……愛琉ちゃんはボーカルだろ!」 あっ、そうか。 愛琉は歌上手んだ。
/155ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加