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まぁそんなこんなで練習が開始された。
といっても愛琉は歌うことが仕事なので俺らとは別で一人で歌う練習をしていた。
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練習を始めてしばらくたって個人で練習していたものを合わせて弾いてみることにした。
「よし!それじゃ柚李、一回合わせて弾いてみるか!てかなまって無さそうで良かったよ。」
「まぁ一応取り戻すくらいは家で練習してたんで。」
それくらいしないと多分今頃弾けてないしね。
未来先生は一息ついて言った。
「んじゃ、始めるぞ!テンポは俺が取るから適当に始めてくれ。」
ふぅ……緊張するな。
軽く指が震えてるよ…
と、考えている間に未来先生はテンポを取り始める。
----タンッタンッタンタンタンタン
そして演奏が始まる----
俺の部分は簡単に出来ているのであまりミスをすることなく進めていった。
それでもミスをしないかビビりながら弾いているのは変わらない----
てか相変わらず未来先生うますぎだろ、
ミスをする気配すら感じない。
愛琉も歌うのを中断して演奏を見ている。
----------そして1回目の合奏は終わった。
ふぅ…疲れたなぁ………
……けどなんだなんだ楽しいな、やっぱり。
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