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とうとうこの日が訪れてしまった。
といってもこの日のために頑張って来たんだからやれることはやるつもり。
と、俺だけじゃなく愛琉も思っているはず。
そう思いながらいつも通り学校に行き愛琉と一緒に未来先生に呼ばれて職員室に向かう。
ノックをしてから入り未来先生のもとへむかう。
「おう、おはよう。いきなりだけどお前らに言わなきゃならんことが出来た!」
そういつものように笑いながら話す未来先生。
----このパターンは面倒くさいこと言われるパターンだと確信した。
……まぁ愛琉はまだそこまで分からないから平然と笑っているけど。
「なんですか一体…一応準備ももう始まるんで手短にお願いしたいです…」
そう言うと愛琉が俺に一言いう。
「ちょっと柚李!そんな言い方ないじゃない!用があるから呼んでるんだからちゃんと聞かないと駄目だよ!」
「あ…あぁ、ごめん……」
確かに話しも聞いてないのに決めつけるのは駄目だよな。
愛琉に言われた通り俺は未来先生の発言を待つ。
「いや…別にいいんだけどよ。…………そんでだ!実はと言うと、俺は今日学園祭に出れなくなっちまった!!」
もう面倒くさいのレベル越えてるじゃん………
愛琉もスゲー驚いてるしさー。
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