学園祭~後編~

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なーんか最近こんなようなことを言われた気がするな。 っと、そんなことはまぁいいや。 「いや、ごめん、無理。」 「えぇ!なんで!?」 なんでもくそもあるか。 今初めて会っていきなり友達とかなに考えてんだ…… そんなのは全くもってありえないな。 「なんでもなにも、初対面で 友達はありえないだろ……」 彼女は断れるとは思ってなかったようで、えぇ!とかなんとか一人でぶつぶついっていた。 「まぁそんなに聴きたいなら昼からのライブ見に来ればいいじゃん。」 「まぁそうなんてんすけどー、早く聴きたかったんですよー……っま!そう言うことなら昼まで我慢することにしますー!」 「なら練習するから早く帰ってくれ。」 とかいいつつも昼からライブ見に来ればいいじゃんって言ってる自分にビックリした。 普通なら誰とも喋らないんだけどな。 なんか雰囲気がそうできなくてさ…… 「そんな言い方ないじゃないですかー!………それじゃあ行きますけど、昼からのライブは聴かせてもらいますからね?楽しみにしてます♪」 そう言って彼女は出ていく寸前に手を振って音楽室から出ていった。 ……しっかしまー、なんか嵐のようなやつだったな。
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