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「そうですか……。それなら早く行きましょうよ。10分前には着いときたいんで。」
のんびりしている未来先生を少しせかす。
「そんなに慌てるなって。もう行くからよ。」
そう言って重たい腰をあげる。
てか未来先生にあの女の子に変なこと言わないでくれって言っとかなきゃな。
誰にでも言い振られたら困るからな。
まぁ、未来先生も大事な用事があるみたいだし学園祭のあとでもいいか。
「早くいきましょー!私楽しみで仕方ないんですよー♪人とか結構いるのかなー?」
愛琉がそう言うと未来先生はうーん、と唸ったあと思い出したように言う。
「そういえばなんか女子が結構見に来るっていってたぞ。っま、俺出ないんだけどさ…………と、んじゃ行くか!」
未来先生見たかったんだろーなその人は。
急に決まったことだから出れないことはまだ知らないだろうけど。
てか人気投票で未来先生にいれた人は大体見にこようとしてるんじゃないのか……
そう考えると結構多くなりそうだな。
というより俺と愛琉だけでその人らは満足してくれんのか……
まぁ別に見に来いって頼んだ訳でもないしいいか。
いやでも愛琉のこと好きなやつは多いからな。
…そこで俺が出たらブーイングものだけどな。
はぁ…面倒くせ。
そして、会場へと3人で向かう。
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