始業式

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俺は今体育館で生徒会長の話を聞いている。 と言うよりは聞き流している。 「あー、早く終わらねーかな」 俺は呟くように言う。 「もう少し頑張ろうよ小野鳥くん」 それに返したのは同じクラスになった萩原紅里須。 俺は萩原と呼んでいる。 よし、からかってやるぜ! 俺の遊びが始まった。 「じゃあ萩原、俺と遊ぼう」 「え?駄目だよ!今は…にゃっ!?」 俺は萩原の顔に自分の顔を近付ける。 「にゃにゃっ!?にゃにしてるの!?//」 顔を真っ赤にして目をぐるぐると回す萩原。 ヤバイ、面白すぎる。 こいつ慌てると猫語になるんだよな。 それがなんか可愛くて面白い。 いやー止められないわ。
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