プロローグ(という名の前巻のあらすじ)

1/3
495人が本棚に入れています
本棚に追加
/373ページ

プロローグ(という名の前巻のあらすじ)

世界一の嫁さがしの旅の中、グランフォード王国最速の剣士ウェイバーは、天才魔術師シャーリィと出会う。 ひょんな事から帝都でシャーリィとリィンを咄嗟に助けてしまったウェイバー…そこからシャーリィの持つ魔術書を狙うディストール帝国と魔族に追われる身となる。 魔術書は魔王封じの封魔術式を示す手がかりであり、二人は魔王復活を目論む帝国や魔族から逃れていた。 しかし、その旅の中で二千年ほど前に封印された魔王…闇の精霊の封印は、そう長くない未来で解ける事を知る。 旅のさなか、更に行動を共にしていた黒猫が魔王だと知ったウェイバーとリィンは動揺するも、父が捕まったと勘違いして単身帝国へ向かったシャーリィの事で色々と有耶無耶になってしまう。 皇帝は実は操られており、黒幕であるオードラという騎士を追い詰めるも、更なる黒幕が現れ───問題は山積みではあるものの、シャーリィ達は無事に父親に再会する事となる。 ウェイバーは帝都防衛戦で鬼族の女ミラと戦うも追い詰められ、シャーリィやリィンを逃がして自身の死を覚悟する。 しかしミラの気まぐれで鬼族の村へ連れ去られたウェイバーと巻き込まれたレスポーラの姫シルファ。 鬼族の村でミラとの決闘に勝ったウェイバーは、ミラに「アタシのオトコ」宣言をされてしまう。 シャーリィとリィンはそんな事など露知らず、攫われたウェイバーとシルファを助けようと決意を固めるのであった。 その出来事よりおよそ一年前、ウェイバーの幼馴染であるキーストンは、グランフォード第三王女キルヴィスに半ば強引に旅の道連れにされていた。 大体そんな感じ。 image=485350985.jpg
/373ページ

最初のコメントを投稿しよう!