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「で、君はなぜここに来たのかね?」
近藤が代表して俺に聞いてきたが沖田が
「夜月さんは隊士になりたいようです!」
「そうなのか?」
「いえいえいえいえ!!違います!断固違います!」
沖田は頬を膨らまして俺を睨んでくる
「もう、なんでですか!あなたがここに入ることはもう決定してるんです!そして僕の隊に入るんです!!」
「なんでそこまで決定されてるんだ!!」
「まあまあ・・・」
俺と沖田が言い争ってる間に近藤が入ってくる。
そして、横から「俺は反対だ。」と言う奴がいた。
「なんでですか土方さん」
沖田が睨む先に眉間に皺を寄せた土方がいた。
「なんでって、決まってんだろ!何者かもわかんねぇ奴がいきなりここに入りたいって言われても怪しすぎるだろっ!」
「いや、だから入りたいとか言ってないから。」
「それに、こんなぎゃーぎゃーうるせぇ奴は嫌いだ」
「はあ!?こっちにセリフだ膝方!!」
「土方だっ!!!」
中々話しが進まない中、パンパンっと音がなると同時に周りも静かになった。
そして、山南がゆっくりと口を開いた。
「皆さん、いったん落ち着いてください。まずは、なんで沖田君は夜月君を入れたいのか言ってください」
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