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「妖を封印してきた女は、死んでしまったら封印も解除されてしまう。だから、死ぬ前に他の封印術の強い若い女に封印してきた妖をその女が受け継いで封印する儀式があるんだが・・・そこに邪魔者が入ってきたんだ。」
「邪魔者?」
「あぁ、狐のお面を被った男だそうが・・・いまだ誰なのかわからない。」
儀式をする場所は、儀式が終わるまでみんな近づかないよう周りに警備させておいたがその警備していた人は皆殺されて中まで入って来たそうだ。
「儀式の途中に邪魔されて儀式が失敗してしまい封印されていた妖はみんな出て行ってしまったんだよ。」
四人は何となくは理解してくれたようで下を向き考えてるようだ。
そして、土方が口を開いた。
「なぁ、オメェが妖退治するっつーことは、その一族は・・・・」
まぁ、話を聞いてればうすうすわかっていただろう・・・。
「そうだよ。その一族は・・・・・夜月」
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