12月 うそつき年末

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【踏み込んだ話をしてみよう1】 というわけで、まず動かしたい子ナンバー1なツィーちゃんからね。 「うわあ、はははっはいっ!頑張ります…!」 踏み込んだ話といったら、やっぱりデュリオさんのことかいね? ぶっちゃけデュリオさんのことどう思ってたの? 「え…と、ど、どう、どうって……えーっと、初めてまともに接した人間で、いろいろ教えてくれて、私のパートナーだった人で…」 うん。デュリオの紹介をしてほしいんじゃなくてね。あなたがデュリオさんのことをどう思っていたかが知りたいのよ。恋してたの?← 「ふぅぇえええええ!!?!?///なななちち違いますよ!!デュリオとはそんなんじゃなくて!いや確かに大好きだったけど、そういう大好きじゃなくて!」 うん、分かってた。 「………。デュ、デュリオのことは、尊敬してましたよ?凄い人だと、思ってました。強くて、周りの人たちから信頼されてて、たくさんの人に囲まれてて…私とは正反対の人だった」 ツィーちゃんにないものいっぱい持ってたよねー。 「う……。…森をでて、初めて町に連れて行かれたとき、たくさんの人に囲まれて、怖かったです」 デュリオさん人気者だったからー。連れられてるツィーちゃん注目の的だったんだねー。 「私、もうどうすればいいのか分かんなくて、完全に固まっちゃって…」 デュリオさん「まじかよ…」って呆れてたし。結局動かなくなっちゃったツィーちゃん担いで行ったよねー。 『それで来たのが俺の店ってわけだな』 「∑!?レっ、レイヴさんっ!」 おーいおいおいおい、まだアンタのプロフだって公開してないのに勝手に出てくんなよー。 『まともに紹介する気あったの?』 ・・・・・。 『はい、なーい。というわけでツィーちゃん。久しぶりにお兄さんともお話しよ』 はいではここでちょっと補足。このレイヴとか言う、妙にツィーちゃんに馴れ馴れしい男はデュリオの親友。デュリオ亡き後もよくツィーちゃんの面倒を見ていた、まあ、保護者2世だ。見た目めっちゃチャラいけど中身も割とチャラい、チャラ男。 『どんな紹介してくれちゃってんの?』 →
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