第1話

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青「歌う曲は決まったけどよ~歌う順番はどうするよ。」 黄「そうっスね。誰から歌うっスか?」 「「「「「そこはお前からだろ。」」」」」 黄「俺からっスか!嫌っスよ!そこは主将の赤っちから……(赤「何かな?黄(黒笑」いえ…何でもないっス。わかったっスよ!もう!俺から歌えば良いんスよね!」 ~それから前奏が終わり~ 二秒 先回り 時計に合わせて 落ちついて 振り返ることにしよう 二秒 十分すぎる 時間だから しくじることの無いように 以上 最低限の伝達だけ 少しの知識は 大番狂わせ 加剰な糖分で 肥えてしまって 忘れさられてしまった 歌声なんて聴こえない まるで世界が終わるみたい 雑木林を抜けきったら 反対車線の人生を 迷わないための目印は 次から次へと 切り倒されて 最後に残った 一本なんてさ 折れない 折れない 折らせなどしない 後悔まで 引っ張って 感性最大 大体 報われはしない それでも 生きてんだろ もう 実体 失態 それすら見えない 成功者の妄言 勘定 もう一杯 数えられる分だけ抱えて 人間らしくさ 二秒 価値観は必ずあるもの 二秒 考えはまとめるように 二秒 明日のことをふと見つめて 二秒 恐れるがすぐ切り返す ~歌い終わり~ 黒「意外と上手かったですね。」 赤「そうだな。」 青「……。」 緑「(ヤバい。)」 紫「……?」 黄の得点は…86点 青「それでも86かよ!」 黒「さて…歌いましょうか。」 黒の得点は…95点 「「「「「(スゲー)」」」」」 続いて青、紫、赤、緑と歌っていった。 ~結果~ 黄……86点 黒……95点 青……76点 紫……87点 赤……89点 緑……70点 赤「優勝は黒。準優勝は俺。最下位は緑だ。 緑…お前明日の練習量3倍な。」 緑「(マジか!)」
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