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相手の隊長クラスは3人いた。 そのうちの1人は還暦を越えているようで、龍様と同じくベテランなのだろう。
彼は、にこやかに話しかけて来ました。
「龍…お互いジジイになってしまったの…だが、いつぞやの決着を着けようぞ…」
それに対し、龍は…
「…嬉しいの…ワシの最後の相手が炎…お前だとはの…これで思い残す事なく、最高の闘いが出来るぞぃ…お前はワシにとって、最高の友だった…」
「…ワシもだよ…龍…いつか、お前とは膝を突き合わせて飲みながら…術談義をしてみたかったがの…」
互いに目を赤くし、笑顔だ。 そして龍様は蒼空達に向かって言う。
「ワシは、あの年寄りの相手をするからの…後は頼むぞ…」
そして、2人の老兵が対峙をします…周りで戦闘中だった忍び達は皆、闘いを休止し彼らを見守っている。
敵味方の関係はなく、皆この2人の闘いに敬意を払っているのだ。
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