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「依頼元が我々を消し去ろうと本気になったんだろうな…今度は国が相手の戦だ…」
「国…勝ち目ないじゃん…」
国という…巨大な敵との戦争に眩暈がする蒼空。
「活路は…あるけど、非常に難しい…」
「どんな?」
「我々、全国にいる忍の一族がみんな手を組む…連合を作って国に対し、圧力を掛けるんだ」
「…難しいね…」
「だがな、みんな今の国に対して不満を持っているのは事実だから…今回の事件がチャンスかも知れない…蒼空、党首として動いてはもらえないか?」
余りにも大きな話で躊躇した蒼空だが、決断した。
「親父…木菟様に話してみるわ」
蒼空と弐は、木菟の下へ移動を始めた。
木菟や壱たちのところでは、敵方の大型兵器を殲滅して意気揚々と引き揚げて来たベテラン達と話しをしていた。
「後は歩兵が120~130人くらいだろう…みんな頑張って来い。 生き残った者には、我らの術を伝授してやるぞ!」
木菟たちが問い掛けます。
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