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木菟が唸るように話す。
「この国には、国民が知らない秘密の特殊部隊がある…彼らが動くということは、本気で我々を消し去る気なのだろう…」
木菟が怒鳴るように叫びます。
「砲撃が止んだらヘリと歩兵が来る…皆、戦闘準備だ!」
姿は見えないが、森の中で沢山の木霊する声が返事をする。
「おおう!」
木菟がまた叫ぶ。
「摩利支天の加護があらんことを…オン…マリシエイソワカ」
森の木霊たちは皆、口を揃え唱えた。
「オンマリシエイソワカ…」
「オンマリシエイソワカ…」
「オンマリシエイソワカ…」
この間にも砲撃は続き、何人もの忍たちが吹き飛ばされて行く。
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