終戦…そして、共闘

7/22
前へ
/22ページ
次へ
「ワシらがやろう、任せろ…」  直轄部隊のメンバーたちと、相手側の同様なメンバーたちが名乗り出て来た。 「あやつらが知らない最先端の技術と…我らが命懸けで磨き上げて来た術で、あのヘリと装甲車を撃破してみせよう。 歩兵の方は任せたぞ…」  彼らは、ほんの数秒間だったがミーティングをし、樹海内に消えて行った。  戦闘ヘリは、警戒して距離を取りながら威嚇射撃をしていたが、しばらくすると高度を上げて離れ…また野砲での攻撃が始まった。 「砲弾の…無駄使いだな…」 「ははは…我らに2度も同じ手は通用しないのにな…」 「全く…その通りだ…」  2度目の砲撃では、1人も怪我人は出なかった。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加