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家につくとすでに父親が帰宅していた。
「たっだいまー。
あー今日も疲れた疲れた。」
着ていた制服を脱ぎ捨て、洗濯物を洗濯機に投げ込んだ。
「おかえり、楓真。
毎回言ってるけどちゃんと制服たたみなさい。まったく。
先にご飯食べちゃって。」
「次から気を付けまーす。
いただきます。」
母親とのやり取りを黙ってみていた父親の治が話しかけてきた。
「楓真、最近バスケ部の方はどうなんだ?」
「えっと、絶好調かな。
明後日に大会があるからみんな張り切ってるんだ。
それに明日はベンチメンバーの発表があるから楽しみ。」
「そうか、選ばれるといいな。
頑張れよ、楓真。」
そこで会話は終わり、すぐにご飯をたいらげ風呂に入り、楓真は明日のことでワクワクしながら眠りについた。
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