突入

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『ザザ…空自さん早過ぎますよ。 しかも、数が多過ぎないですか?』 『ガガッ…あの…ヘリを撃ち落とすのって大変なんですよ…だからまあ…いいじゃないですか。 だけど、彼らは対空の装備を持っているみたいですね、レーダーで照射されましたよ』 『了解、それはこちらでも確認した。 対空施設はウチで黙らせますよ』 『助かります、宜しくお願いします』  全くもって、蚊帳の外になってしまった地上部隊。 しかし、戦争を行う上ではセオリー通りの流れである。 黙って出番を待つことにした。  空自と海自と陸自の近代的な兵器もってすれば、本部を直接攻撃し全滅してしまうことは簡単なのだが、実際はそういう訳にいかない。 T家の現党首と対談し、新しい日本のリーダーと、国民の為に必要なシステムを創らなければいけないのだ。
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