序章

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ていうかなんで私なの?もっとやりたそうな人いるでしょーが! 「だってあなたがこの中で一番信じてなさそうなんだもん」 「え?」 「心の声漏れてたよ?」 な、なんてこったい! 「さあ、入った入った!大丈夫!僕を信じてくれよ!」 信じられないですよ?あなたすごーく怪しそうだもの でもまあしょうがない。壇上に上がってしまった以上やるしかない! これ終わったらすぐ買いに行くから!待っててね! 「では始めます!いいですか?箱の中に入ってもらったことのかわいい方を、違う場所に瞬間移動させちゃいます!」 「すごーい!ハル頑張ってね!」 さやよ……私は本当はやりたくないのよ? ん?待てよ、瞬間移動ってここじゃないところに行くってことだよね? 私の本は……? 「それではいきます!3、2、1……」 「ちょっと待っ……!?」 そこで私の意識は途絶えた
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