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そして今にいたる訳ですね……
あの手品師のせいじゃん!
瞬間移動って……ここどこよ!?
「誰かいるのか?」
「!?」
声のしたほうを振り向くと、そこには男の人がたっていた
「見ない顔だな。お嬢さん」
待って、なんで着物着てるの?まさかこの展開って……
いやいや!待てよ私!これは漫画の読みすぎた!さすがに瞬間移動と言われて
タイムスリップはしない……よね?
「ククッハハハハハ!」
「え?あ、あの」
いきなり笑われるの怖い!
「いや、すまん。なかなか面白いことを考える人だな」
え?……まさかまた心の声漏れてた!?
「お嬢さん、帰る場所ないのかい?」
「えっと、あると思うんですけど、ここがどこかわからなくて……」
……早く帰りたいよ。さや……ママ……
「泣かないで」
え?気がつくと目から滴が流れて頬を濡らしていた
「ご、ごめんなさい!」
「?どうして謝るんだい?」
「そ、そ……お見苦しいところを」
……
「ハハハハハ!やっぱりお嬢さん面白い!よし決めた!僕のところにおいでよ!」
……へ?
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