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「非日常過ぎる」
戦いが終わり落ち着いたギルドで真緒が呟いた。
「それはそうですね。でも飽きないでしょう」
「飽きる飽きないより怖いよ、この世界。……テオドロス、特殊能力ってなくならないわけ?いい加減兄貴に会いたいよ」
はあ…とため息をつく。
それはそうだ、中三で家族と離れ離れというのは堪えるだろう。
だがテオドロスのせいで帰るに帰れない。
「今頃地球じゃどうなってるの?俺ら完全行方不明じゃん…」
「そうですね、捜索願とか出されてそうですね」
「だよなー」
淡々とルナは答えていく。内容はともかくその通りだろう。
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