彼の過去
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「俺の親友。」 今度は携帯の写メを見せてきた。 強面の人達の一人を指さした。 次々誕生会の写真や舎弟の写真を出した。 「俺の弟。」 見せられた写真は、私がさっきアルコールから助けた可愛らしい少年だった。 「この子!」 「弟を助けてくれてありがとう。」 私は、彼の手を握る。 が、次の発言により、私は手を話してしまう。
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