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「俺の子供…」
私は言葉を失う。
可愛らしい幼稚園ぐらいの少女が写ってた。
「こ・子供って?冗談だよね…?つまんない冗談言わないでよ!」
笑顔がひきつる。
「俺、21の時結婚してたんだ。」
「翔さん、結婚してたの?奥さん居るの?」
泣きそうになる私に困った顔で
「もうとっくに離婚してあっちはもう結婚してる。」
「そうなんだ。」
「だから俺は娘に会ってないし、会えないんだ」とても寂しそうな笑顔だった。
私は抱き締めた。
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