第8話

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男性はサン、女性サンタこれは聖職者からの名前を引用されフランシスコはアッシジにいたのです。」 「私そんな話聞いたことあります。 タスマニアは探検家のタスマンでマゼランはマゼラン海峡とか。」 そこにホームの職員がやって来る。 「副院長、今朝方天に召された方の遺族が挨拶したいと。」 「あらそうですか、今行きます。 それから瑞穂先生に大至急連絡取って下さい。 こちらの新婦が先生に挨拶したいとこでこちらに着く何時になるか聞いて下さい。 それを新婦に伝えて下さい。 それでは皆さんまた後程。」 レイナは新婦とその身内に頭を下げて歩きながらチャペルからホームに向かった。 ホームの応接室には遺族が待っていた。 (母と猫の思い出) 「これはこれは大変お待たせ致しました。」 レイナは椅子に座り遺族と向かい合った。 遺族は男性で亡くなられた方の親族だった。 「お忙しい所わざわざありがとうございました。」 「いいえそれには及びませんよ、ここにいる方は皆さん神様ご加護ありますから。 それにしても急でしたね。」 「知らせが入ったのは朝早くでしたから。」
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