第8話

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「さっきの若い花嫁はきっと身ごもり、産まれる命とこの世去る命は等しい物がありその運命を決めるのは神様。」 その時電話が。 「もしもし瑞穂ですが。」 「先生大変ご無沙汰してます。 今朝、天に召された方のご遺族の方とお話してました。」 「そうでしたか、実は先ほど連絡が入り。」 「もしかして今日チャペルで挙式を挙げた。」 「そう私時間が遅くなりそうで彼女には会えないの。」 「そうでしたか。」 「あなたは時間がありそう。」 「事務の仕事で前任者どの引き継ぎはあります。 それ以外は多分。」 「そう,よかった。 しばらく振りに会って話でもしたいですね。」 「私もそう思います。」 「それから今話た彼女、今後はあなたも相談相手になってあげて。 彼女ね相手が二つ歳上の男性との間にね。」 「やはりそうでしたか、先ほどの遺族の方のお母様は女の一つで大変苦労され高齢者特有の病気でここに来たそうですが、天に召され去る命と新しく産まれる命彼女の子供も私たちも大事に見守って行きたいです。」 「今後ともよろしくね、後ほどそちらでお会いしましょう。」
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