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敵愾心向きだしにする相手じゃなかったとしても、
喩え俺達の仲を知った上で協力的な存在でも、
隆平が安心してなんでもかんでも話せてしまう存在だというのには代わりないから、脅威に感じる。
(ヨユーがあるから余計な考えが浮かぶんだ。…矛盾してるな。)
”近い”それだけで、怖くなる。
俺の中の「一番」が全部、隆平で占めてしまいたいから、そのカテゴリの中に『家族』も組み込みたくて余裕がないのを自分でも感じる。
(…馬鹿だよな。そんなの、閉鎖的なのに)
桐嶋サンは、
彼女は俺が焦っているのも見透かしているような感じが鼻に触ってる。
協力し合う関係なのに敵視が抜けないのは、そういうことのせいだ。
、
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