ふたりといっぴき

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(…もしかして、) 大樹とのアノ声が漏れ聞こえてたのかも!? とか、 激しくされたトキにベッドが軋む音が下の階に響いてたのかも…とか。 おもい当たる後ろめたさに「いいなり」になるしかなかった。 (…大樹のエロエロ大王~ッ!!)←恨むっ! なんつって、でも、 それでも許しちゃうンだから…俺も相当にイカレてるけどもww 「なーア、大樹~? 俺、部屋が散らかってるの落ち着かないンですよー?」 「ンー?」 「今日中には全部は無理なのわかってっけど…せめてテーブルとかテレビとかソファーとか…ベッドとか。 …ちゃんとしてからじゃないと気が散るンだけど?」 いつもされるのとは逆に俺から背側からだっこで腕を前にまわす。 「…なァ?」 シャツをめくって腹とズボンの境を指先でなぞる。 「このチョーシじゃ、夜までに終わらなくね?」 耳に唇をあて 恥を押し殺して…自分なりの最大限で炊き付ける。笑。 (ついでに今日中に配置を終えたい大物家具のことも漏れなく告げるw) 「せっかくの新居での初夜なのに、何もしないのって…ヤじゃない?」 、
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