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ボクは昼前に起きた。
っていうか、洗濯機の音で起こされた!
ボクは眠い目を擦りながらキッチンに行く。
「おはよう。お兄ちゃん。」
「あーおはよう。京子ちゃん。」
「ねぇ、あの箱なに?お兄ちゃん。」
「あー、じっちゃんの遺品だって、親父が持って来た。」
「へーぇ、そうなの?何が入ってるの?」
「知らない。まだ開けてないから、興味ないし。」
「お昼ご飯作ったから、食べてね。お兄ちゃん。」
京子は時計を見て。
「今日は帰るね。ママとお買い物行かなきゃならないから。」
「あー、わかった。京子ちゃん。」
「じゃ、あたし行くね。」
「バイバイ。京子ちゃん。」
「お兄ちゃん。バイバイ。」
京子ちゃんが帰ったあと、ボクはあの箱が気になった。
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