この想いをずっと。

5/13
前へ
/13ページ
次へ
――――――――――――――――― 目を開けると、窓の外はまだ瑠璃色で カーテンを閉めた窓から漏れる光だけを頼りに、となりで眠る彼を見つめる。 メイクを落としていなかったことを思い出し、シャワーを浴びようかと考える。 でも、もう少し、この夢のような時間を過ごしたい。 ――たまにしか会えないんだから。 メイクしっぱなしはちょっとイタイけど、そんな考えが頭をめぐった 2ヶ月後に会うときは、先にメイクを落とそう、そう思いながら もう一度、愛しい彼を見つめ直した。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加