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目を開けると、窓の外はまだ瑠璃色で
カーテンを閉めた窓から漏れる光だけを頼りに、となりで眠る彼を見つめる。
メイクを落としていなかったことを思い出し、シャワーを浴びようかと考える。
でも、もう少し、この夢のような時間を過ごしたい。
――たまにしか会えないんだから。
メイクしっぱなしはちょっとイタイけど、そんな考えが頭をめぐった
2ヶ月後に会うときは、先にメイクを落とそう、そう思いながら
もう一度、愛しい彼を見つめ直した。
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