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「…待っていてくれて、ありがとう。」
泣きながらそう言って、指輪を交換した。
結局、約束の2年は大幅に過ぎ、3年半がたった頃、ようやく東京に戻れた。
帰っていきなりプロポーズされて
ずっと待っていてくれた彼のお嫁さんになれるのは、本当に幸せなことだと思った。
彼とした、3年半の遠距離恋愛は、私たちにたくさんのことを教えてくれたと思う。
離れていた距離のおかげで、私にとって彼が、どれだけ大切な存在なのかを気づかされた。
そして、自分がどれだけ彼に大切にされて、愛されていたのかを知った。
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