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「何した?」
「汐里さんがケガしてる」
「マジで?」
そう言って手を止めて休憩室へ救急箱片手に入ってくる店長。
「観念して足出して」
そう言われても立ち尽くす汐里に東谷が無理矢理椅子へ座らせると足を持つ。
「っ!」
痛みで顔を歪める汐里にズボンを捲る東谷。
足を見た瞬間二人共驚いた顔を浮かべる。
「病院行きだね」
「だな」
二人に言われ困り果てる。
「とりあえず消毒はするけど…。東谷さん、休憩中悪いけど」
「もちろん。ぜんぜん構わないっすよ」
そう言いながら勝手に話が進んでいく。
「あの…」
「車回してくるから待ってて」
「今日は早退ね」
「えっちょっと…あの」
汐里が慌てるが二人はお構いなしに指示を出していった。
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