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「わ、わたし…呉羽未琴です」
優のうしろに隠れながら名乗ると少女に柳子はよろしくとだけ伝えたが彼女も握手するつもりらしい、柳子は握手に応じる。
「こ、こう見えても…玄龍の巫女なんですよ…」
柳子は驚いた当たり前だ巫女とは成人した女性がなるものであり彼女の様な幼さが残る子には正直無理だと柳子は思う。
「で…何で玄龍の巫女さんがここ鎧光に?」
その質問にたいして口を開いたのは少年優のほうだった、
「まず…僕らの国玄龍に付いてお話します…」
優は自国の玄龍の現状について語り出す。
どう時刻、東はタワーを出て、市街地を歩く、市街地は夕方な為か学生が多い、ドンと一人の少女にぶつかり少女はこける。
「いったー、気をつけなさいよ!」
「知るか…前を見て歩け、がきん」
東のいった一言に勝手にキレた少女はギャーギャー騒ぎだす、東は面倒だと思い無視してあるきだす。
「覚えてなさいよ!!」
それが彼女と彼の出会いだった。
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