奥方

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今…この状態での イタリア行きは私の心中も 穏やかでいられなかった 間違いなく 奥方は彼との関係を強要するだろう お互い大人 分かり切って関係を結ぶなら 私が止める事など不可能なのだ 私は泣きそうな心を必死に堪え 玄関のチャイムを鳴らした 奥方:はぁーい インターフォンから流れる 妖艶な音色
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