0人が本棚に入れています
本棚に追加
「強くなってるでしょ?職業のボーナスみたいなものだよ!」
「ボーナスか………まあいいや、それでパーティーは代々分かるけどリンクってなんだ?」
「それもやった方が早いよ?僕に向けてリンクを押してみて」
椎名はまた従ってリンクのアイコンを押した。
すると、先程と同じ様に半透明の板が出てくる。
そこにはステータスが乗っていた。
管理人
HP?MP?
職業:管理人
ランク:?
スキル:?
「おいおい、殆ど?じゃねーかよ!これは他人のステータスを見るためのものか?」
「その通り、リンクは相手のステータスを見るためのものだよ!モンスターのも見れるからね♪あ、でも、一度攻撃を当てないとモンスターのステータスは見れないよ?それと自分のステータスは名前とプレイヤーランク以外は隠せるから」
それを聞いた椎名は直ぐにステータスを隠した。
「さて、そろそろ説明も終わりだね♪」
「ああ、最後に一ついいか?」
「ん?なんだい?」
椎名は真剣な顔になる。
「このゲームから出るにはどうすればいい?」
「魔王を倒す!それだけだよ?ヒントは無しね♪面白くないから!それじゃそろそろ時間だよ!」
「おい………ま…て………」
椎名は再び意識を手放した。
「坂ヶ峰椎名………面白いね」
静かな白い空間には誰も居なくなった。
最初のコメントを投稿しよう!