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「あれ?死んじゃうのに全然驚かないんだね」
「ああ、俺は諦めが肝心の精神を持っているからな」
おどけながら言う椎名だが内心は結構焦っている。
「ふ~んそうなんだ。面白いね君」
「そうでもないけど…」
「まあいいや!それでね君達プレイヤーにはこれを渡すことになってるんだ!」
すると、何もなかった管理人の手に銀色の指輪が出てきた。
それを椎名に向けて投げつける。
「おっと!…何コレ?」
椎名は指輪をジッと見る。
「その指輪を着けて指で触ってみて」
椎名は言われた通りに指輪を左手の人差し指に着けて触る。
「おお!」
椎名の前に半透明の板が現れて文字が書かれていた。
―――――
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