第1話

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【椿】 神様の前での予行練習。 どんなに格好いい人が来ても、綺麗な人が来ても拓海が一番だよ。 優しいキスが終わって少し照れる。 「俺様が浮気する訳ないだろ! もし、したなら浮気しなきゃいけないような気分にする拓海が悪い!」 「ちょwだから、疑わなくて大丈夫だって言ってるでしょ?w心配なのは俺の方…」 「俺様のこと疑う訳?」 むぅっとして見れば苦笑いする拓海。 もしもの浮気話で、これだけ言い合えるなんて幸せなんじゃないかな?w 「拓海が好きだよ。格好いいし、優しいし、拓海の事知った人みんなが拓海の事好きになるんじゃないかって思うくらい。 だから、いっぱい八つ当たりするかもだけど、ちゃんと怪しいと思った時は言うから…」 ぎゅうっと手を繋ぐ。 「これからも呆れないでよろしく。 さ!帰って飯食お!お風呂も一緒入ろうぜぃwwww」 ニコリと笑って、手を引いて教会をあとにした。
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