第一章  ~ピンク~

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「ピンク、大好きだよ。 色んな価値観があり、色んな話を知らなければならない。誤った選択は必ず自分に、赤ん坊に返ってくる。 いいかい、ピンク。君はかしこくあらねばならない。」 ピンクはもう、胸がいっぱいです。胸がつまって、おさえきれない感情が涙となりぽろぽろあふれ出します。 「泣かないで。」 ラダンはピンクを抱きしめます。泣きたくないのに、涙は後から後から出てきます。 「大丈夫。君ならきっと、大丈夫だよ。」 そう言って、ラダンはずっと励ましてくれました。
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