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と、ここで、公孫サンは 「おめでとうございます。わが君。」
臣下の礼を劉備に取る。
「え…?わが君?」
劉備は思わず聞き返す。
「伯珪。よく信じてくれた。感謝する。」と廬植。伯珪の頭を撫でた。
「どういう事ですか?」と劉備は尋ねるばかりだ。
「伯珪と玄徳、協力して逆賊を征伐せよ。と送り、伯珪がそれの答えとしてお主に仕えることを選んだのだ。すなわち伯珪はそなたの臣下になっただけだ。安心しろ。」と廬植。
「「はい!」」と劉備と公孫サン。
「では、その軍と、趙雲子竜の兵を率いて、并州を奪回するが良い。」と廬植は言う。
「はい。師匠!」
劉備が叫んだとき、廬植はすでにいなかった。
廬植はそれ以降、2度と人前に姿を見せることはなかった。
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