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しばらく幸一は泣いていた。
幸一「…負けたよ。わかった。付き合おう。
でも、1つ心して聞いてほしいことがある。
大丈夫か?」
茜「大丈夫だよ。」
幸一「わかった。じゃあ、これを見てくれ。」
幸一は、服を脱いだ。
茜「きゃ!!いきなり何!!」
幸一「絶対に知ってほしいことだよ。」
茜は、幸一を見た。
茜「何それ…」
茜は、驚いた。
幸一「医者は、世界でたった一人の不治病だって言ってた。」
幸一の心臓が飛び出していた。
幸一「心筋っていう心臓のまわりにある筋肉が
異常に強く太いらしい。それが皮膚を押し出して飛び出ているんだ。そして最終的には死に至る。それがいつかはわからない。」
茜「そうなんだ…でも、生きてるじゃん!!今!!だから、大丈夫だよ!!」
幸一「俺もそう信じたい。ちなみに手術なんかしたら100%死ぬらしい。」
茜「そっか…」
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