あとがき

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 思えば……、  恥の多い人生だった――、  今迄、書いて来た小説は、誤字脱字が酷く、クリエーター名を三度も間違えるという学習能力も無く、  その癖、作品の感想を鬱陶しいと言われる位読者に求め、作品のスライドコメントは闇雲に打った。  それは、「文章の校正に疲れた、自分も忙しい」、「コメントが軽薄過ぎる」と言われブロックやファンの解除したくなるだろう。  第一、  一度間違えたら次間違え無い努力をするのが普通だが、どう考えても、おかしいだろう。  謝罪をしても、  「聞き飽きた」  と言われるのが目に浮かぶ、  それでも、誤字脱字や文法ミスを必死で自己校正する姿勢なんて誰も見てくれないと判っていながら、地道に校正を続けた。  食事の時間、  寝る時間の、  殆どを犠牲にして――。
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