テニプリ恋愛短編小説

【手に入れたいもの】（跡部）

金を持っていればなんでも手に入る

そう思っていたがコイツは違う

『跡部先輩？どうかしました？なにかご不明な部分でも？』

「い、いや･･････続けてくれ」

『はぁ･･････では･･････えぇと』

そうやってメモを見ながら話す○○

この想いは多分俺が○○の事が好きなんだ

『と、ここまで大丈夫でしょうか？』

「あぁ。それで平気だ。後は･･･････」

部活の事を話してるとつい長話になってしまい、部員から俺と○○が付き合ってるという噂が立っている

まぁ噂は噂。俺はまだコイツを手に入れてない

そう、いくら金を積んでも手に入らないものは自力で手に入れなければならない

さて、この思い、お前に届くだろうか

届かなかったら強硬手段も考えておくか