如月遊里はかく語りき。

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スキマの奥へと駆けて行くと、上下も左右も分からなくなるような奇妙な空間の真ん中で、無事意識を取り戻した遊里と犯人のシェリルがレイ達を待ち構えていた。 「やっぱりそっちの二人も連れてきたのなwwwwま、そうなるだろうとは思ってましたけどもねwwww」 「あ、う……すみません師匠、勝手な事を……………」 慌てて頭を下げようとするレイを、遊里は軽い調子で制止すると。 「まぁかまへんかまへんwwwwこの一件はお前に任せると言った筈だが? 俺達は手伝ってやっただけだよwwww好きにしなwwww シェリルさんや、無駄に余ってる部屋がいくつもあったろ? あの二人に適当にあてがってやんなwwww」 「死ね。」 大変素直な良い返事で結構だwwww 「ってことはボクもオッケーってことだよね!! やったー! 遊里くん愛してるぜ! お返しにボクを抱き枕代わりにして寝てもあいいよぉ♪」 「調子に乗りやがってんじゃねーですよ……?」 跳び跳ねて喜びを表す幼女イザヴェラの首筋に、すっとナイフを当てるシェリル。 こえぇよwwwwどんだけ敵意剥き出しなんだお前wwwwそうか、いつも俺はこんな風にされていて、尚且つ周りの人間はそれを見て平然としてるのかクソッタレwwww 「はいはい幼女幼女wwwwもうお前アレな。お前の部屋は便所の個室とかそんなんでいーよもうwwwwいいじゃんすげーじゃんwwww」 「ほほう……つまりそれはこのボクをトイレのように扱って、溢れる欲求の捌け口にしようというワケかな? キャ☆こわぁい。」 「どんな発想してんだお前wwww頭にラフレシアでも咲いてんじゃねぇのwwww大体だ、俺がそんなことすると思うか?そんな人間に見えるのか?」 「うん。」 「ええ。」 「私は力一杯頷いてやりますよ。」 「思います。見えます。」 そうか、死のうwwww
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