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海までのドライブ。
蓮さんの話は、楽しくてあっというまだった。
私「わぁーい。海だ♪」
砂浜を駆け出す。
蓮さん「愛美ちゃん、子ども♪」といいながら、追いかけてくる。
私は、走りながら、笑い…逃げた!!
蓮さんも、追いかけっこを楽しんでいた。
私「はぁはぁ。もう、走れない。」
蓮さん「ほら、捕まえた♪」と、抱きしめられた。
そのまま、砂浜に倒される…。蓮さんが私の上から、顔を覗きこむ。
蓮さん「キスしていい?」
私「…」
私もキスしたい…でも、私には彼氏がいるのに…。
蓮さん「嫌ならしないよ?」
私は、答える事が出来ずに、ただ、蓮さんに抱きついた。
蓮さんは、私を抱きしめたまま、転がる…。
砂浜の上を抱き合ったまま、クルクル…。
私「目が回る~。嫌だよ。」
蓮さん「口あるんじゃん。愛美ちゃん、キスしよう。」
私は静かに頷いた。
触れるだけのキス。
なのに、甘いキス。
んっ。私の吐息が漏れる。
蓮さん「そんな可愛い顔したら、止まらなくなるじゃん。」
と、唇を離し、抱きしめられた。
このまま、蓮さんとキスしていたかった。
ドキドキが止まらない!!
蓮さんに
蓮さん「愛美ちゃん、ごめん。俺、本当にごめんな。」
私「違う。私、嫌じゃない。」
恥ずかしい!!
私は、彼の腕から抜け出し走った…。
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