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蓮さんは、何か用事で来ていたらしい…。
私の顔を見るとニコッと笑い、通りすがりに耳元で「帰り、電話しなよ」店をでていった。
蓮さん…
美亜ちゃんが「本当、蓮さんって、素敵なのに気取ってないところが良いよね♪」
私も頷く。黒いスーツを着ていたらホストと間違える外見なのに…
でも、話すと気さくで優しい…。
私はため息をついた。
美亜「蓮さんは、優しいけど、好きになったら駄目だよ。みんなに優しいんだからね。」と言った。
私「素敵過ぎて、私には合わないよ」と笑う。
あの時、私を好きだと言ったのは、本気なのかな?
私に優しいのも、みんなに優しいのも同じなのかな?
蓮さんのことは、忘れなきゃいけないのに、蓮さんのことばかり、考えていた。
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