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私「怖かったぁ。気持ち悪いよ」涙と共に声を上げて蓮さんの腕の中で泣いた。
「大丈夫だよ。」と何度も呟きながら、背中をさする…。
「可哀想にな」とおしぼりで背中を拭かれた。
私「痛い!!」
蓮さん「背中が赤く腫れてる。あの男に何されたんだ?」
蓮さんに話さなきゃ…。でも、思い出すとまた、身体がガタガタと震えて、声が出ない…。
蓮さん「愛美ちゃん、話さなくていいよ。怖かったこと、思い出させて、ごめんな」とギュッと抱きしめられたまま…。
私の身体の震えが止まるまで、待ってくれた。
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